阪急梅田駅1階中央コンコース・ビッグマン前広場で1月8日、阪急沿線のえびす神社「えべっさん」を紹介する「十日戎(えびす)キャンペーン」が開催された。主催は阪急電鉄(大阪市北区芝田)。
阪急沿線にある八坂神社(京都市東山区)、野見神社(高槻市野見町)など10社を福娘がPRする同キャンペーン。1999年から続いている恒例行事。20回目となる今年は、8社16人の福娘がそれぞれの神社の装束を着て来場した。
イベントでは、各神社ののぼりを背景に福娘らがそれぞれの神社をPRした後、福鈴を振って商売繁盛・招福を祈念したほか、来場者に各神社の「縁起物引換証」付きの「福笹」を授与。2回のイベントで約2000本を手渡した。十日戎の期間(1月9日・10日・11日)に「縁起物引換証」を各神社に持参すると、各神社の縁起物「吉兆」が授与されるという。会場は「福笹」を目当てに並ぶ人でにぎわったほか、カメラを手に福娘の撮影を楽しむ様子が見られた。
守口市在住の川瀬明美さんは「孫が野見神社の福娘をしており、晴れ姿が見られてうれしい。『福笹』を十日戎に持参して福を呼び込みたい」と笑顔を見せていた。