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足元ぽっかぽか 大阪駅内広場のカフェに「こたつ席」

足元が暖かいこたつ席が好評

足元が暖かいこたつ席が好評

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 大阪駅5階の時空(とき)の広場にあるカフェ「バール・デルソーレ」に「こたつ席」が設けられ、足元を温めながら上空のイルミネーションを楽しめると好評を博している。

天板下にヒーター

 同店は80席全てがテラス席。一帯が避難広場・通路のため、基本的に囲いを設けられない。約20メートル上に鉄骨トラスの大屋根があるものの3方向に壁がなく、冬季は寒風に吹きさらしになる。

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 冬場の売り上げは例年、ピーク時の半分以下に落ち、ほぼ「開店休業状態」に。ストーブを入れても暖気はすぐにかき消え、席を一目見て立ち去る客が後を絶たなかった。

 「何とかしなければ」と危機感を抱いた深山岳典店長が、暖気も客も逃さない起死回生の策として打ち出したのがこのこたつ席。2016年に自ら手作りした1卓を試すと評判は上々だった。2017年は3卓に拡大。今年は6卓増の計9卓(2人掛け=6卓、4人掛け=3卓)に増やし、10月24日に営業を始めた。

 天板裏の中央にヒーターが付き、足元をふとんで覆う一般的なこたつと同じ作り。椅子に座ったまま、膝上までふとんを掛けられる。広場ではイルミネーション「トワイライト ファンタジー」を開催しており、頭上に輝く「光のベール」をホットドリンクと共に楽しめる。

 「暖かそうな見た目のおかげで入店客が増えた。一度こたつに入ると出たくなくなるようで滞在時間が延びた。お代わりも多い」と深山店長。「場所柄インバウンド客も多く、先日はイタリア人に『すごくいい』と褒められた」と話す。

 こたつ席の実施期間限定で「バンホーテンココア」(594円)、「マシュマロココア」「ラズベリーココア」「塩キャラメルココア」(以上648円)を販売。酒類は、ホットワイン、ホットカクテル、ココアラムなどがそろう。魚介類が入った「イタリアン鍋」の提供も検討している。

 営業時間は8時~23時。来年2月28日までを予定。