大阪・福島のうなぎ専門店「炭焼鰻 寝床 福島店」(大阪市福島区福島2)で11月17日、冬季限定の新メニュー「鰻と河豚の金鍋」が始まった。
心斎橋で2007年に創業した「炭火焼 寝床」の2号店として今年6月にオープンした同店。愛知県桑名産のウナギを問屋から直接仕入れることで、安価で安定的に提供している。定番のうな重やひつまぶしのほか、関西では珍しい「うなぎ串」を提供しており、同店の看板メニューとなっている。
新メニューは、かつおと昆布を中心とした白じょうゆベースのだしに、店内で活(い)け締めにしたうなぎとふぐの刺身をくぐらせ、2種類の自家製のポン酢につけて食べるスタイルで提供する。
統括マネジャーの布川真由美さんは「桑名産のうなぎは皮が柔らかいのが特徴。しゃぶしゃぶにすると、まるでウインナーのようなプリっとした食感になる」と話す。しゃぶしゃぶの後は、野菜やきのこなどの具材に白焼きにしたうなぎ、大葉入りのうなぎつくね、ふぐの身を合わせて煮込む。季節のお通し、鮮魚のお造り、しめの細うどんがついたコースの価格は6,480円。
高見喜八店長は「うなぎだけではしつこくなるので、あっさりとしたふぐと合わせることで最後までおいしく食べられるように工夫をした。冬眠前のうなぎは1年でもっとも栄養価が高いので、この時期にスタミナをつけに来ていただければ」と来店を呼び掛ける。
営業時間は、ランチ=11時30分~14時、ディナー=17時~23時。