全長8メートルの大型ミラーボールアートが11月21日、阪急うめだ本店(大阪市北区角田町)9~12階祝祭広場の4層吹き抜けにお目見えし、色彩豊かにきらめく光のショーで買い物客を楽しませた。
制作したのは、光と反射の空間作品を創り出すアート集団「ミラーボーラー」の中村則夫さん。同店でこの時期のミラーボールアートを5年連続で手掛けている。
昨年まではイベントテーマの「北欧」に併せて、フィンランドの伝統的な室内装飾品「ヒンメリ」をモチーフにした作品を手掛けてきた。今年は「未来」を題材に、時空をつなぐ「ワームホール」のイメージとクリスマスを掛け合わせて、ツリーを逆さまにしたような光の立体作品を作り上げた。
点灯式では、5秒のカウントダウンで作品全体がいったん青一色に染まり、中央の大きなミラーボールが反時計回りにゆっくりと回転。軽快な音楽をBGMに、時間とともに黄、赤、オレンジ、紫と色を変化させながら、高さ16メートルの天井から床まで反射した光の欠片をそこここに散らした。
中村さんは「見る角度によっても色が変わる。宇宙とつながれるようなクリスマスツリーを堪能してほしい」と話す。
点灯時間は10時~20時。期間中は毎時ちょうどから光と音のショーを開催する(11時~閉店1時間前、約4分間)。
12月25日まで。