阪急うめだ本店（大阪市北区角田町）9階催場で8月29日、東京の「おやつ」を集めたイベント「＃TOKYOおやつショー」が始まった。

「ティースタンド ナナ」の「紅茶王子」こと松本久範さん

　東京近郊のスイーツを集めた同イベント。昨年に初開催し、今年で2回目となる。今年は、インスタグラムの動画投稿機能「ストーリー」に着目し、「ストーリー映え」を意識したパフェやドーナツ、クレープ、かき氷などを25店紹介する。阪急うめだ本店店内催事部の植田優理さんが「動画や写真に映えるのはもちろん、味がおいしいものを、店に直接足を運び選んだ」という。

　紅茶専門店「ティースタンド　ナナ」は飲むと泡のひげが付く、ビールのようなティーソーダ「ティービール」（810円）を販売。オーナーの「紅茶王子」こと松本久範さんは「紅茶は敷居が高いイメージがあるが、気軽に楽しんでほしい。ティービールはあっさりしているので飲みやすいのでは」と話す。「ダンボ　ドーナツ　アンド　コーヒー」は手のひらサイズのドーナツを販売。阪急うめだ本店限定の「パインココナッツ」（540円）や「チョコミント」（465円）、「フランボワーズ」（432円）など6種類を提供する。別売りの「ブレンドコーヒー」（486円）のカップにドーナツを載せ、写真撮影をする女性が多いという。

　会場内のイートインスペースでは、SNS撮影用として濃いピンク色や水色の壁紙や、柄が描かれたスタンドなどのフォトスペースを用意する。出店ブースのキッチン部分には透明のアクリル板を採用し、製造工程を動画などで撮影もできる。

　阪急うめだ本店宣伝・広報部の中村延以子さんは「昨年よりスペースと通路の幅が広くなり、イートインスペースも増やしたのでゆっくり食べてゆっくり撮影を楽しんでほしい」と話す。

　開催時間は10時～20時（金曜・土曜は21時まで、最終日は18時まで）。9月4日まで。