西天満にクラシック輸入レコード店-大手音楽ショップ出身者が独立開業

古美術店が多く存在する西天満のビルの1階にある「パストラーレ」

古美術店が多く存在する西天満のビルの1階にある「パストラーレ」

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 西天満に6月20日、クラシックの中古輸入LPレコードを中心に取り扱う「PASTORALE(パストラーレ)」(大阪市北区西天満1、TEL06-6364-1595)がオープンした。

店内の様子

 大手音楽ショップに30年近く勤め、「いつかは自分の店を持ちたい」と思っていた野原邦彦さんが、「定年してからでは遅すぎる。持っている人脈を生かせる間に」と50歳で開業を決意した。中学の時に初めて買ったレコードが「田園」で、自宅のある京都・亀岡は田園が広がる町であることから店名に「パストラーレ」(田園の意)と名付けた。店舗物件はいろいろ探したが、古美術店が多くのどかな西天満に決めた。

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 約10坪の店内にはいすとテーブルを配し、中古レコード店とは思えないほどゆったりとくつろげる。退職してからイギリスやドイツに出向き、50年ほど前のヨーロッパの初期盤できれいな状態のものを中心に探したといい、新品の「バッハ:ゴールドベルク変奏曲 グレン・グールド」(1,470円)から、貴重な「ベートーヴェン:交響曲No.9『合唱』 フルトヴェングラー/バイロイト祝祭O HMV ALP-1286/7」(157,500円)まで幅広く、約1,500枚を取り扱う。買い取りは行わない。

 店内にあるレコードはすべて試聴が可能で、アーティストのディスコグラフィーなど、海外の書籍の閲覧もできる。来店客は「アナログ世代の人が多く、30代から上は70代ぐらいまで」(野原さん)。人から聞いて来店した人も多く、音楽団体関係者など、レコードを聴きながら野原さんと音楽談義を交わしてしていく人もいるという。

 野原さんは「レコードはジャケットも大きくてデザインがいい。CDの大きさでは味わえない良さがある」といい、「最近若い人もアナログ盤に興味を持っている人が多い」など若年層の取り込みにも意欲を見せる。今後は新品商品も増やしていく予定。

 営業時間は、火曜~土曜=12時~19時30分、日曜・祝日=11時~18時30分。月曜定休。

店内の様子(関連画像)クラシック輸入レコード専門店 パストラーレ

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