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天満橋の「まほうびん記念館」に新エリア増設 創業100周年で刷新

同社の歴史や歴代製品を紹介するコーナー

同社の歴史や歴代製品を紹介するコーナー

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 大阪・天満の象印マホービン本社内にある魔法瓶の資料館「まほうびん記念館」(大阪市北区天満1、TEL 06-6356-2340)が5月21日、リニューアルオープンした。運営は象印マホービン(北区)。

110本の魔法瓶を展示するエリア「まほうびんの森」

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 同社の創業90周年を記念して2008年にオープンした同館。館内では、魔法瓶の歴史や同社の歴代製品などを展示しており、2017年12月31日までに1万3000人以上が来場したという。

 今年1月に一時休館し、今回創業100周年に合わせてリニューアルした。異なる色柄や形状、素材などの魔法瓶を並べた展示コーナー「まほうびんの森」を新設。有田焼の魔法瓶や、キャラクター柄の魔法瓶など全110本を展示する。ガラス製魔法瓶の内瓶を使用した照明も特徴。そのほか、全国魔法瓶協同組合に所属する各社や、発展に貢献した人の紹介コーナーも新たに設置した。

 会場では以前と同様、魔法瓶の原型である、二重壁の内部を真空にしたガラス製の断熱容器「デュワー瓶」のレプリカや、真空の仕組みを体験できるコーナー、宇宙開発やスポーツ、産業などに貢献する新技術を紹介する展示コーナー、同社のドキュメント映像やCM映像を流すシアターなども用意。全300点以上を展示する。

 所要時間は約1時間。グループごとにスタッフが付いて、説明を交えながら見学する。

 広報部の山田周平さんは「懐かしい製品以外にも、新エリアでは形や素材が異なるさまざまな製品を用意した。これまで知らなかった魔法瓶をたくさん知ってもらいたい」と話す。

 開館時間は10時~12時、13時~16時(入館は15時まで)。入場無料、要予約。土曜、日曜、祝日定休。

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