梅田のNU茶屋町プラス(大阪市北区茶屋町)2階の衣料品店「YUiNO(ユイノ)」(TEL.06-6147-8349)で6月15日~17日、日本の伝統食「梅干し」づくりを学び、次世代に伝えていこうとワークショップ「気楽な梅干しづくり教室」が開かれる。主催はバンブーカット(東京都目黒区)。
梅干しは、平安時代の書物に天皇の病状回復を助けたと記されるなど、古来食用にも薬用にもされてきた。一般家庭にも広まったのは江戸時代。当時は自宅で漬けたものを食べていたが、現代ではそうした習慣が失われつつある。
教室では、紀州の南高梅(なんこううめ)20個程度(約500グラム)を使い梅干し作りを体験する。落語家・立川志の輔さんを父に持ち、「全国300種類の梅干しを食べ歩いた」というバンブーカット代表の竹内順平さん(28)が講師となり、梅干しの豆知識を交えながら、梅の選び方から漬け込み方まで伝授する。
イベント担当者の有田安弘さんは「梅田で梅干し作り、というのも面白いと思った。お子さまには料金が掛からないので、ぜひ親子でも参加して」と呼び掛ける。
定員は各回4人。参加料は、3,780円。開催時間は、11時30分~、13時~、14時30分~、16時~、17時30分~、19時~で、所要時間は1時間~1時間30分。