阪急うめだ本店(大阪市北区角田町)9階で5月9日、ニューヨークで活躍するクリエーターや人気店を集めたイベント「ニューヨークフェア2018」が始まった。
7回目となる今回は、ニューヨークから飲食やファッション、雑貨などの店約100店を集めた。
今年はニューヨークでこれから活躍が期待されるクリエーターたちに注目。2003年にブルックリンで始まった、地元のアーティストやデザイナーたちが作品を販売するインドアマーケット「アーチスツ&フリーズ」が祝祭広場に日本初登場する。10人以上のアーティストが登場し、使い古したサイクリングマップに色を重ねた「NYCリサイクリングマップ」や、ブルックリンの風景などをプリントしたレコード、フクロウをテーマにしたイラストなど特徴的な作品を販売する。同マーケット代表のアナ・ワードさんは「ニューヨークで小さい規模ながら活躍する新進気鋭のアーティストを連れてきた。ニューヨークスタイルからインスピレーションを感じてほしい」と話す。
フード出店は、ニューヨークで人気というポケボウル(マグロ丼)店「チイサイポケバー」、ブルックリン発の朝食専門店「egg」、日本初登場の「ラッキーズ フェイマス バーガーズ」など25店。このほか、斬新なデザインが特徴的なスニーカーブランドや、ニューヨークの街並みをプリントした食器など、さまざまなニューヨークスタイルの商品を並べる。
会場は倉庫をイメージし、赤レンガ調の壁面やむき出しのパイプなどでニューヨークの雰囲気を演出する。祝祭広場中央ではステージを設けてイベントを開くほか、DJブースも設け、DJが来場して音楽を流す。ニューヨークはフードコート文化が強いことから会場にテーブルを用意し、立って飲食が楽しめるコーナーも広く設けた。
同イベント担当者の西村雄一郎さんは「リアルなニューヨークを楽しめるイベントとなっている。ぜひご来場いただければ」と呼び掛ける。
開催時間は10時~20時(金曜・土曜は21時まで、最終日は18時まで)。今月15日まで。