阪急うめだ本店(大阪市北区角田町)9階で3月7日、飲食から工芸までフランス現地で活躍するシェフ、パティシエ、クリエイターら約50人が料理や作品を披露するイベント「フランスフェア」が始まった。
20回目の今回は、食文化が豊かなブルゴーニュ地方を特集するほか、パリ伝統の店や人気店などを含む100店以上集めた。
ブルゴーニュ地方の名産カシスを使ったクリームとカスタードクリームをシュー皮で挟んだ「パリ・ボーヌ」(864円)や、カシスジャムで作る「カシスタルト」(1,701円)などを販売。フランス菓子「パン・デピス」を提供する最古の店「ミュロ・エ・プティシャン」が出店するほか、ビストロ「シェ・レオン」が伝統的なブルゴーニュ料理のオリジナルコース(1人前=3,510円)を提供する。
昨年パリ・パティスリーコンクールで優勝した「タニア・エ・ティエリー」のフランス菓子「パリブレスト」(648円)や、パリ最古の手芸用品店として知られる「ウルトラ・モッド」も日本初出店する。
会場は、フランス国旗の色である青・白・赤を基調とし、フランスをイメージした音楽を流して現地の雰囲気を演出する。中央のステージでは、パリで活躍するオペラ歌手、バレエダンサー、ピアニスト、アコーディオン奏者らによる約50の演目を披露する。
阪急うめだ本店企画担当の白井康之さんは「今年は日仏交流160年の記念年。フランスの隠れた魅力を紹介したい」と話す。
営業時間は10時~20時(金曜・土曜は21時まで、最終日は18時まで)。今月13日まで。