大阪・福島に11月21日、生ハム専門店「マンマパルマ」(大阪市福島区福島5、TEL 06-6346-4300)がオープンした。運営はホットファクトリー(西区)。
グランフロント内にある大阪梅田店に次ぐ2号店で、今回が初の路面店。築約100年の長屋を改装し、白と茶色を基調に、壁面にはレンガを施すなどのナチュラルな雰囲気。天井高約7メートルの吹き抜けとなっており、1階はカウンター7席とテーブル13席、2階はテーブル16席の全36席を用意する。
看板メニューのイタリア産の生ハム「プロシュット・ディ・パルマ」(SSサイズ=620円、Sサイズ=1,050円、Mサイズ=1,590円、Lサイズ=2,030円、LLサイズ=2,350円)は、世界三大ハムの一つで「12カ月以上の熟成と塩分6%以下」の基準を満たさないと名乗ることができないもの。同店では、熟成期間18カ月以上の生ハムのみを扱うイタリアの老舗メーカー「タナーラ・ジャンカルロ社」と輸入契約を結び、そのうち24カ月間熟成したものだけを空輸で直輸入している。
生ハムは、注文が入るごとにイタリア製直径37センチのハンドスライサーを使ってその場でスライス。井崎好隆店長は「パルマ郷土料理の揚げパン『トルタフリッタ』(3個、250円)に『プロシュット・ディ・パルマ』を載せて食べるのが現地での楽しみ方」と話す。
ほかに、白トリュフのサラミ(1,050円)や生ベーコン「パンチェッタ」(730円)、マッシュポテトに生ハムを載せた現地の田舎料理「じゃがいも&生ハムのトルテッリ」(1,180円)、約400~500グラムの「Tボーンステーキ」(5,050円)など約70種類のメニューを提供する。ドリンクは、パルマ地方伝統の天然微炭酸の赤ワイン「ランブルスコ・ロッソ」(490円)など、生ハムに合うワインを中心に約100種類をそろえる。
営業時間は17時~24時。