阪急うめだ本店(大阪市北区角田町)9階の阪急うめだギャラリーで10月25日、着せ替え人形「リカちゃん」の50年を歴代作品580体で振り返る「リカちゃん展」が始まった。
1967(昭和42)年に誕生した「リカちゃん」人形。ドレスやハウスを使って「ごっこ遊び」や「おしゃれ遊び」を楽しむことができる人形として、これまで約6000万体を販売した。
同展では約580体の「リカちゃん」やその家族、友達が登場。4つの時代に区分したコーナーでは、人形の顔や体つき、髪型、ファッションから流行の変化が分かる。会場では、親子が「私はこの時代のリカちゃん」「この時代のファッションが懐かしい」などと楽しむ様子が見られた。
関連資料も約120点展示。開発担当者、小島康宏さんの製作ノートや、生産第1号の「リカちゃん」、歴代ドールハウスも。「タイムトンネル」コーナーでは、誕生から50年間、各年で特に人気の高かった「リカちゃん」51体と当時のCM映像やファッション誌を紹介する。
会場では、初代リカちゃんの洋服を着た「リカちゃん展限定リカちゃん」(1万2,960円、500セット限定)のほか、キーホルダーや文房具、Tシャツなど約300種のグッズ販売も行う。
広報担当の西田耕一さんは「親子3世代で楽しめる企画。『リカちゃん』の衣装と共に時代の移ろいを体感してもらえたら」と話す。
開催時間は10時~20時(金曜・土曜は21時まで、最終日は18時まで)。入場料は、一般=800円、大学・高校・中学生=500円、小学生以下無料。11月6日まで。