西梅田スクエア(大阪市北区梅田3)第2会場に9月25日、「よしもと西梅田劇場」がオープンした。主催は、よしもとクリエイティブ・エージェンシー(大阪市中央区)。
劇場「なんばグランド花月」(大阪市中央区)が改修工事により同日から約3カ月間休館するのに伴うもの。日本郵便が所有する旧大阪中央郵便局跡を暫定利用するため、2018年8月25日までの期間限定劇場となる。ただ、吉本興業側は「契約延長も視野に入れ、常設劇場を目指したい」と話す。平屋で床面積は1527平方メートル、座席数は700席(車椅子スペース含む)。
初日のオープニングセレモニーには、桂文枝、西川きよし、ハイヒール、NON STYLEら総勢57人の所属タレントが集合。テープカットやくす玉、軽妙な掛け合いで場を盛り上げた。
登壇した吉本興業の吉野伊佐男会長は「大阪・キタエリアの新名所として地元の笑いを生み出し、皆さんに大いに楽しんでいただける空間、時間をつくっていきたい」とあいさつした。
12月20日まではこけら落とし公演(4,700円)として、「吉本新喜劇」や漫才、落語など各種演芸を上演する。公演時間は、平日=11時~、14時30分~、土曜・日曜・祝日=9時45分~、12時45分~、15時45分~。
「なんばグランド花月」は1987(昭和62)年11月1日に開館し、これまで30年間にわたり笑いの殿堂として親しまれてきた。大規模改修は今回が初めて。12月21日にリニューアルオープンする。