梅田の有料庭園「うめきたガーデン」(大阪市北区大深町)で2月10日、「真冬のチューリップ祭」が始まった。
昨年10月、JR大阪駅北の未利用地「うめきた2期」にオープンしたうめきたガーデンは、約7500平方メートルに約10万株の花が植わる庭園。今年3月20日までの期間限定で営業している。
園内中央の「花咲く丸太小屋」南側では現在、春の訪れより一足先に、チューリップ約2万本が花期を迎えようとしている。
採用したのは、球根を冷蔵処理する「アイスチューリップ」と呼ばれる手法。外気温との温度差により冬を疑似体験させ、開花時期を調整している。冬は気温が低いため、花の持ちがよく、開花時期が長くなるという。
現在はまだつぼみが目立つが、同園を管理する支配人の澤田真一郎さんは「植え始めたのが2月3日。開花には1週間ほどかかると聞いた。2月13日ごろには見ごろを迎えるのでは」と話す。同祭期間後は、アイスチューリップから違う草花に植え替える。
開催時間は10時~17時。入場料は、一般=1,000円、小・中・高生=500円。2月28日まで。