大阪・お初天神に7月1日、焼き肉店「肉卸 萬野屋別邸」(大阪市北区曾根崎2、TEL 06-6365-2929)がオープンした。
「上質をカジュアルに」をコンセプトとする同店。経営は、大阪で「やきにく萬野」「焼肉萬野ホルモン舗」「にくや萬野」などの焼き肉・ホルモン業態を展開する「萬野」ブランド(天王寺)。
店舗面積は50坪。2階建ての店内は黒を基調に、レンガを豊富に使い落ち着いた雰囲気を演出。1階はフルオープンキッチンで、2階は個室が中心。テレビやDVDプレイヤーを設置したVIP専用隠し部屋も用意する(VIP室は要予約、チャージ料2時間5,000円)。階段の壁には、牛の部位数である1~88の数字をデザインする。ターゲットは30~60代の「食通な人」(同社)。
主な提供メニューは、萬野屋定番の「一切れ焼き肉」(151円~)、「骨付きシリーズ」(3,599~)「肉ずし」(378円~)など全120種類以上。今回新メニューとして加わった、焼いて食べるすき焼き「焼き寿き」(1,080円~)や、和風だしを使った「和牛つゆしゃぶ」(コース1人前5,940円)のほか、オイルに牛脂を使い鍋で肉を焼く「オイル焼き」(コース1人前5,940円~)は2階のみで提供する。ドリンクも、ビールやカクテル、ウイスキーなど全50種類に加え、ワイン50種類を用意。客単価は約5,500円。
植田源一店長は「牛業界の評判があまり良くないのが現状。当店に来てもらって本当の肉屋の姿を見てもらいたい」と話す。
営業時間は17時~翌1時。