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グランフロント大阪で「明和電機」展 異形の機械が一堂に

明和電機の作品展「ナンセンスマシーン展」

明和電機の作品展「ナンセンスマシーン展」

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 グランフロント大阪(大阪市北区大深町)北館地下1階のイベントラボで6月10日、町の電機メーカーになぞらえた芸術ユニット、明和電機の作品展「ナンセンスマシーン展」が始まった。

土佐社長(中央右)、おかけんたさん(中央左)と野性爆弾の2人

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 1993年に現社長の土佐信道さんと兄の正道さんが結成した同ユニット。中小製造業を連想させる青い作業服を着て、「製品」と呼ぶ現代美術作品を制作している。

 大阪では1994年に開催した「新製品発表会」など以来、本格的な展覧会は約20年ぶり。会場では、代表作の魚をモチーフにした機械類「魚器(NAKI)シリーズ」や電動楽器シリーズ「ツクバ」を含む全作品の約7割を紹介する。展示の約6割は大阪初披露の作品で構成する。

 作品以外にも、発想の原点が分かるラフ画集コーナーや、明和電機の「工員」になりきってステージを背景に写真を撮れるコスプレコーナーも用意している。

 初日の開会イベントには、土佐社長が「指パッチン木魚」を装着して登場。ステージ上で「フジベース」「ピアメカ」など自慢の電動楽器を紹介し、「君をのせて」「社歌」を演奏した。所属する吉本興業のお笑いコンビ「野性爆弾」と、おかけんたさんも来場し、軽妙な掛け合いで場を盛り上げた。

 同展では、6月18日・19日・25日・26日に土佐社長のギャラリートーク(各日11時~)と、生演奏(同15時~)を予定。

 開催時間は11時~19時(金曜・土曜は20時30分まで)。入場料は、一般・大学生=1,200円、中・高生=800円、小学生=500円。今月26日まで。

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