梅田スカイビルの森にホタル放流 「水面に映る光見て」

放流するゲンジボタル

放流するゲンジボタル

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 梅田スカイビル(大阪市北区大淀中)の中庭「中自然の森」で6月10日、23年目を迎える恒例行事、ゲンジボタル放流が始まった。

ホタル観賞用の飼育箱も置く

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 梅田スカイビル完成の翌年、1994年に始まった同行事。人工ながら約50種2100本の樹木が植わる水辺の森で、ホタルの放流が続けられている。

 毎年4月に幼虫約500匹を放流。えさとなるカワニナを与えて産卵を促し、6月には養殖した成虫約2000匹を数回に分けて放つ。担当者によると、今年は成虫の放流前に同所で羽化したホタルを15匹ほど確認できたという。

 初日は300匹を放流。同所を管理する積水ハウス梅田オペレーションの職員が手分けして、モミジなどの葉に1匹ずつホタルを乗せていった。

 同社企画広報の高瀬奈々さんは「都会でホタルに会えるとあって子連れで来る人もいる。水面に映る光も美しいのでぜひ見てほしい」と話す。

 入場無料。鑑賞に適した時間帯は20時ごろ。天候などに左右されるが、19日ごろまでが見頃という。

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