梅田の阪急東通商店街に2月18日、鶏料理店「クシヤキとワイン カッシーワ」(大阪市北区堂山町)がオープンした。運営はワット(大阪市北区)。
茶屋町・かっぱ横丁内の1号店「串焼き&ワイン カッシーワ」、2号店「串焼と醸し カッシーワ お初天神店」に次ぐ3号店。店名は鶏肉の別名「かしわ」から。ワインを片手に鶏料理とその派生料理が楽しめる。
料理は60~70種類。ワインの価格帯は2,000円~5,000円で、全3店で最も多い赤白24種類を用意した。「樽生スパークリングワイン」もそろえる。
看板メニューはオリジナルの「うにく」(2貫、680円)。サシの入った松阪牛のイチボを表面だけ軽く炙(あぶ)り、韓国のりと生ウニを巻いて作る。「和牛ランプのたたき」(890円)もボリュームがあり、肉好きに薦めている。
既存店の売れ筋「前菜の盛り合わせ」(980円)は、ピクルスや砂ずりの粒マスタード、キッシュ2枚などワインに合う小品が8種類付く。量が多く、1人前を2人で分ける客も多いという。
男女比は、既存店の4対6に対し、新店では3対7を想定。イタリアンとフレンチの要素を取り入れた濃いめの味で女子会での利用を狙う。周辺に若者向けの手頃な価格帯の飲食店が多いため、客単価は4,000円に設定した。
同店スタッフの塩見高宏さんは「不慣れな点もあるが、お客さまに楽しんでもらえる企画、空間で精いっぱいおもてなししたい」と話す。
席数は、カウンター席13席、テーブル席12席、個室(4人)1室、個室(8人)1室の計37席。月商500万円を目標にする。
営業時間は平日17時~24時(土曜・日曜・祝前日は翌5時まで)。