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阪神電鉄と阪急電鉄、阪神梅田本店を建て替え Ⅰ期部分を着工

計画地周辺図

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 阪神電気鉄道と阪急電鉄は7月21日、阪神百貨店梅田本店などを一体的に建て替える「梅田1丁目1番地計画」のI期工事に着手した。

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 市道の上空を活用し、大阪神ビルディングと新阪急ビルを同時に建て替える同計画。大阪市北区梅田1-1の敷地約1万2,200平方メートルに「(仮称)梅田1丁目1番地計画ビル」を建設する。高さは190メートル、規模は鉄骨造り地下3階地上38階建てで、延べ約26万平方メートル。内部は百貨店ゾーンとオフィスゾーン、カンファレンスゾーンで構成する。

 I期工事は、既存ビルの東側部分が対象。2018年春ごろに完工し、新百貨店が部分開業する。II期工事では、大阪神ビルディングの西側解体と新ビルの部分工事を進め、2021年秋ごろに新百貨店を全面開業する予定。2022年春ごろにはオフィスが開業し、全体が完成する。

 阪神百貨店は、地下2~地上9階の11層に延べ床面積約10万平方メートルで入居予定。I期工事中は大阪神ビルディング西側で営業を続ける。既存店より品ぞろえを拡充し、イベントを通じてライフスタイル提案にも力を入れる。

 11~38階のオフィス(延べ約14万3,000平方メートル)は1フロア約4,500平方メートルで整備。11階にはカンファレンスゾーン(約4,000平方メートル)とスカイロビーを配置する。

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