今秋に始まるイルミネーションイベント「大阪・光の饗宴2015」のプログラムが発表された。
大阪の目抜き通りをライトアップする「御堂筋イルミネーション」と、中之島を舞台にした「OSAKA光のルネサンス」を中心に実施される同イベント。世界的な光の祭典である仏リヨン市の「リュミエール祭」を目標に、官民が一体となって大阪の夜を彩る。2014年度は約886万人が来場。3回目の本年度は、国内外から1000万人の来場を目指している。
御堂筋イルミネーションは2009年に始まり、2015年1月に「最も多く街路樹にイルミネーションを施した通り」としてギネス世界記録に認定された。区間は、前回までの難波西口交差点~淀屋橋交差点からさらに約1キロ延伸して阪神前交差点まで。なんばから梅田までの全長約4キロが初めてイルミネーションでつながることになる。
OSAKA光のルネサンスは、特別プログラムとして過去に人気を博した光のプログラム「ウォールタペストリー」の新作を公開する。3Dマッピングを使い、中之島図書館正面の壁面をスクリーンにして光と音の芸術作品を映し出す。
そのほか、最大100店で同祭のオリジナルメニューを何回も注文できる特別パスポート「OSAKA光の饗宴グルメパスポート」(1,200円)を販売。近鉄バスが御堂筋イルミネーションを全方位、パノラマで楽しめる特別便を、大阪市交通局が車両を装飾したイルミネーションバスを、それぞれ運行する。
開催期間は、御堂筋イルミネーション=11月29日~2016年1月17日(17時ごろ~23時)、ウォールタペストリー=12月12日~25日(19時~20時45分、土曜・日曜・祝日は18時~)。