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大阪ステーションシティ・時空の広場に「網の屋根」-学生目線で新たな魅力作り

関西大学建築環境デザイン研究室のプロジェクトメンバー

関西大学建築環境デザイン研究室のプロジェクトメンバー

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 大阪ステーションシティ(大阪市北区梅田3)5階「時空(とき)の広場」で2月2日から、関西大学の学生が手掛けた広場の装飾「あみの森広場」を展開している。

ライトアップした夜の装飾

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 同企画は、関西大学建築環境デザイン研究室が「大阪ステーションシティらしいまちの風景」を生み出す取り組みで、2012年3月からプロジェクトを開始。人が集まっていない場所や時期を調査し、にぎわいを創出する空間づくりを提案してきた。今回で3回目。

 「大阪ステーションシティのシンボルである屋根を生かしつつ、店の中のような外のような空間を作りたかった」(同研究室の塗師木伸介さん)と、同施設の屋根が透けて見える「網」を使った装飾を提案。使う網は漁網で、太さや色にもこだわりメーカーに特注した。灰色が基調の広場に映えるよう、網の色はオレンジを採用。夜はライトアップし、昼とは違う景色を楽しむことができる。

 今回は初の試みで「バール・デルソーレ」とのコラボメニューも販売。網をイメージしたチョコを上にのせた「自家製ティラミス×あみちょこ」や「あみタルト(クロスタータ)」(以上、486円)を用意する。

 プロジェクトメンバーの芦田康太郎さんは「通った人が一瞬立ち止まったり待ち合わせスポットになったりと、日常の動作が増えればうれしい。次は施設全体を使ったにぎわい空間をデザインしたい」と話す。

 点灯時間は17時~23時(最終日は20時)。今月15日まで。

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