阪神梅田本店(大阪市北区梅田1、TEL 06-6345-1201)8階催場で1月21日、全国の駅弁と名産品を集めた「阪神の有名駅弁とうまいもんまつり」が始まった。
15回目の開催となる今回は、昨年4月に全線復旧した三陸鉄道や今年3月に新路線が開業する北陸新幹線、九州駅弁グランプリ受賞作などの駅弁約260種類が集結。同店のホームページでは、食べたい駅弁への投票を事前に受け付けており、1位には三陸鉄道北リアス線久慈駅で販売する「うに弁当」(1,470円)が選ばれていた。久慈駅だけで1日20個しか販売しない弁当の初登場とあって、初日は最大約90分の待ち時間ができた。
同じ東北からは、三陸産の養殖カキを使った東北新幹線八戸駅の「復幸 炙りかきとうにめし」(1,300円)、JR東日本「駅弁味の陣2014」で2番目に評価が高かった奥羽本線大館駅の「鶏樽めし」(1,100円)が登場。北陸地方からは、3月14日に開業予定の新駅・北陸新幹線黒部宇奈月温泉駅の「海の幸たっぷりうま煮弁当」(1,200円)、金沢名物ののどぐろすし、カニすし、能登牛おこわが入った北陸本線金沢駅「金沢三昧」(1,200円)、じっくり煮込み骨まで食べられるぶりかまが入った北陸本線富山駅の「ぶりかまめし」(1,100円)などが登場した。
九州駅弁グランプリ受賞作からは、第8回・9回と2年連続優勝した佐世保線武雄温泉駅の「佐賀牛すき焼き弁当」(1,300円)、第10回優勝の「佐賀牛極上カルビ焼肉弁当」(1,620円)などが出店。催事で人気の海鮮駅弁や、ロングセラーの「いかめし」「稲荷寿し」など、新旧さまざまな駅弁が集まる。「全国のうまいもん」エリアには、物産展で人気の名産品やご当地インスタントラーメン約150種、地ビール、地酒などが並ぶ。地下1階食品催場でも一部同時開催する。
営業時間は10時~20時(最終日は17時まで。地下1階は水曜~土曜=21時まで)。今月27日まで。