阪神梅田本店(大阪市北区梅田1、TEL 06-6345-1201)8階催場で7月2日、キノコをテーマにしたアートや雑貨を集めた「ドキドキ!きのこフェスティバル2014」が始まった。
キノコライターの堀博美さんとキノコイベントを開催する「とよ田キノ子」さんがプロデュースする同展。昨年より雑貨を増やして60人の作家と専門店を集め、2回目の開催を迎えた。
会場では、キノコを擬人化した少女たちを描く玉木えみさんの新作原画(各1万2,960円)や、今月5日・6日にライブペインティングを行うオガサワラミチさんの「きのこ女子アート」を展示販売する。
ポストカード展のために「キノコの形を生かしてどれだけバリエーションを広げられるか」をテーマにキノコの傘部分をピアノや花束などにしたアートを描き始めたという織金麻衣さんは、「原画を見て雰囲気を感じてもらいたい」と来場を呼び掛ける。
雑貨では、博物館にも展示するリアルな樹脂造形を手掛ける「カエル工房」のリングやブローチ、「rimacona」のオリジナルきのこ音楽CD、久保佑衣さんのがま口、百鬼夜行のようなキノコ妖怪を描く「百菌夜行絵巻」和綴じ本など、さまざまなジャンルの作品が並ぶ。「きのこうじ」、乾燥シイタケなどの食品やネイルアートなども集めた。
ヨーロッパではベニテングダケがラッキーアイテムとして愛されていることから、会場にはベニテングダケ型の短冊に願い事を書いてササに結び付けるイベントも開催。会期終了後には、滋賀県栗東市のキノコの神様といわれる菌(くさびら)神社に奉納する。
堀さんは「写真で見ていたキノコの実物を見に行き感動したことが、はまったきっかけ」といい、ヒラタケの菌を本に植え付けたアート作品などを販売する。「興味を持ち始めた21年前はキノコグッズが少なかった。今はそれぞれのキノコ愛、着目点を持った雑貨が多くすてき」と話す。
開催時間は10時~20時(最終日は18時まで)。今月7日まで。