水都大阪パートナーズは4月7日、中之島公園で6月6日~9月5日の3カ月にわたり夏季限定プログラム「水の都の夕涼み」を開催すると発表した。
昨年は10月11日~14日に中之島一帯で「水都大阪フェス」を開催し、巨大アート作品の展示や水辺を楽しむワークショップなどを展開した同社。これまでイベントとして認識されていたが、年間を通じた水都としての日常の魅力づくり、観光名所化をめざす取り組みの一環として、今年は夏休みを含む期間に展開する。同プログラムは、地権者らから費用を集め街づくりを行う「水辺BID(ビジネス・インプルーブメント・ディストリクト)」に向けたトライアルと位置付ける。「中之島をインターナショナルパークリゾートとして、世界から集客できる公園を目指している」とプロデューサーの佐井秀樹さん。
市役所南側の公園には、最大300席(予定)のオープンテラスを開設。飲食施設は公募で募り、「ビアガーデンなども予定している」という。飲食利用者以外の公園を訪れた人たちも座れるテラスにするという。開催時間は16時~23時の予定。
第1・第3金曜・土曜とメーン期間の7月18日~21日には、市役所南側のプロムナードで「グリーンマーケット」を開催。農家が直接販売する野菜や加工品、パンなど、大阪府内各地の食を中心に最大60店舗が出店し、食に関するワークショップなども開くという。第1金曜・土曜には、手作りの1点ものの雑貨やアクセサリーを販売する「手作り市」、第3金曜・土曜には、本の販売や貸し出しを行う「ブックフェア」も展開する。
同社では現在、第1・第3金曜・土曜に実施する「水辺を楽しむワークショップ」のプログラムを募集している。「市民がお客さまをもてなすプログラム。自分の活動をPRできる」と佐井さん。来場者のもてなしや、会場の様子のリポートを行う「水都大阪サポーター・レポーター」も募集している。募集締め切りは4月30日。