梅田にカフェスタイルの結婚相談所-元プロボクサーがカウンセリング

気軽に足を運んでもらいたいとカフェスタイルの内装とした「ブライダル豊中 梅田店」

気軽に足を運んでもらいたいとカフェスタイルの内装とした「ブライダル豊中 梅田店」

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 結婚相談所、ボクシングジム、電気工事事業を展開するヴォルテッジ(豊中市)は2月17日、結婚相談所「ブライダル豊中 梅田店」(大阪市北区芝田2、TEL 06-4256-8022)をオープンした。

「ブライダル豊中 梅田店」を運営するヴォルテッジの秋山剛社長

 高校在学中に子どもが生まれ結婚した同社の秋山剛社長。19歳でボクシングプロデビューを果たすも、負けた試合で「次に同じ相手と対戦したときに勝つための努力ができるのか」と自問し、「3歳と5歳の子どもにみじめな思いはさせたくない」という思いから違う分野に身を置くことを決意。23歳で引退し、ボクシングと両立していた電気工事の事業で24歳に独立開業した。2009年には、同じボクシングジムの看板選手だった先輩と「ボクシングを多くの人に提供できないか」と、フィットネスボクシングと選手育成を目的としたライザースポーツボクシングジム(豊中市)を開いた。

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 同年、「結婚と仕事を始めたのが早く、多くの人に助けてもらった。それは人との出会い。周りからの結婚に対する相談も多かった」と、豊中に結婚相談所を開業し、「結婚はゴールじゃなくてスタート。幸せな結婚とは」と考えたという秋山社長。家庭的保育のプロ「チャイルドマインダー」の講座を受けに行くと男性は自身だけで、「女性は家事や育児にどれぐらいストレスがかかっているか」を受講者の女性に教えられ、「男性は仕事重視で家事や育児にあまり参加しない。女性との価値観のズレは何か?」と、心理学NLPもマスターした。

 「お見合いにはコミュニケーションが重要。まずは自分の価値観を知ることから始まり、相手にも価値観があることに気付くことが必要」と秋山社長。「パートナー選びは『3高』といわれた時代があったが、その時代のカップルの離婚率は年々高まっている」ことから、同相談所では秋山社長が学んできたことを生かし、「それぞれが大切にしているものをお互いに大切にできる、お互いを思いあえる『協力婚』の成立を目指している」という。同相談所では年間20~30組が成婚し、今年は約2カ月間で6組が成婚している。

 同相談所は日本結婚相談所連盟に加盟しており、約5万人の会員の中から紹介できるが、大手の結婚情報サービス会社よりも知名度が低いことが課題。そこで、「まずは相談所のイメージを変えたい」と、道頓堀のクラブ「GIRAFFE osaka」などカフェやクラブの店舗設計を手掛けるmousetrap(西区)に依頼し、梅田店は気軽に足を運んでもらいやすいカフェスタイルの内装にした。

 「今後はイクメン学校を開講し資格も発行したい。おとなしい男性にはボクシングジムと連携し、自信が持てるようなプログラムを作っていきたい」と秋山社長。「これまで運営側だったが梅田店では接客もしているので、直接ニーズを聞き出していろんなサービスを展開したい」と意気込む。

 営業時間は11時~20時。火曜定休。