中崎町のギャラリー「ONE PLUS 1 gallery」(大阪市北区中崎3、TEL 06-6375-9720)で3月6日より、企画展「旅行写真展『股旅』 vol.2」が始まった。
同展は、アマチュアカメラマンを中心に16人が作品を出展するもので、一軒家を改装した同ギャラリーの1階と2階で国内外の旅の写真を展示している。展示作品のうち約80枚を、2階から向かいの立体駐車場の壁面にスライド写真での投影も行う。
同ギャラリーオーナーの八津谷泰三さんは「いろんな場所の非日常の楽しい瞬間を並べてみたら、見る人も旅をしたような疑似体験ができて面白いのでは。国による色彩の違いも感じられる」と話す。
スライドの投影については、「写真展は一人でじっくり鑑賞する場合が多いが、大きな画面でみんなで同時に楽しんでみたかった」と八津谷さん。「室内は狭いが、ちょうどよく向かいに大きな壁面があったので使わせてもらった」という。「小学校のころに体育館などに集まって見た映画上映会のような郷愁も感じてもらえれば」とも。
昨年10月に約2日間テスト上映も行った。「今年はスライド上映の機会を増やしたい」と別の企画展などでの上映も視野に入れている。「2階から窓越しに見るのもいいし、外の路地で見てもらうのもどちらでも」(同)。
開催時間は12時~20時(最終日は18時まで)。スライド上映は18時30分ごろ~。火曜定休。入場無料。3月17日まで。