「あん」にこだわる団子と三笠のテークアウト専門店-「トマト餡」など

「若い女性でも気軽に立ち寄りやすいように」(広報担当の青木さん)と、黒を基調にカジュアルながら高級感も出した「Plus An」の店頭

「若い女性でも気軽に立ち寄りやすいように」(広報担当の青木さん)と、黒を基調にカジュアルながら高級感も出した「Plus An」の店頭

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 和・洋菓子を製造・販売する青木松風庵(大阪府泉南郡)は2月1日、新ブランドのテークアウト専門店「Plus An(プラス アン)」(大阪市北区角田町 ホワイティうめだ内、TEL 06-6312-8250)をオープンした。

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 同社の商品に使用しているあんはすべて、阪南市にある自社工場で製造している。団子粉には滋賀県野洲産の近江米、あんには北海道十勝産のエリモ小豆を使用するなど、素材も厳選し、「和菓子の命ともいえる『あんへのこだわり』を伝えたい。あんに何かの素材を加えるという意味で『Plus An』と名付けた」(広報担当の青木智子さん)という。

 「あんの良さが分かりやすいように」(同)と、シンプルな団子と三笠に多様なあんを組み合わせている。団子は「こし餡(あん)」(136円)や「よもぎ団子(粒餡)」(136円)のほか、「いちご餡」(157円)、「トマト餡」(157円)、「わさび餡」(136円)など15種類。三笠は「小倉クリーム」(157円)、「オレンジ餡」(157円)など5種類で、それぞれ季節商品として旬の素材を使った商品も随時販売するほか、瓶入りの「餡ペースト」(525円~630円)も用意している。

 青木さんは「一度に何種類か味わってもらうために比較的あっさりとした後味で、見た目も小ぶりでかわいらしいものに仕上げた。自分用やお土産用に『選ぶ楽しみ』も提供できれば」と話す。メーンターゲットは、20代以上の働く女性。「平日の午後には主婦も多く、休日には10代のカップルが1本ずつ購入するなど、幅広い層に受け入れられているようでうれしい」とも。

 1日の販売数は、団子=約2,000本、三笠=約600個で、「当日の朝に製造したものが工場から届くが、人気商品は17時すぎに売り切れる場合もある」(同)という。

 同社では「携帯サイトでのアンケートなど、お客様の意見も取り入れながらあんのバリエーションも増やしていきたい」としている。

商品の写真(関連画像)Plus An青木松風庵

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