テアトル梅田(大阪市北区茶屋町、梅田ロフト地下1階)で4月19日より、復刻した名作映画を劇場で上映する「TSUTAYA発掘良品映画祭」が開催される。テアトルシネマグループを運営する東京テアトル(東京都中央区)が、 TSUTAYAを展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(以下、CCC、東京都渋谷区)と共同で展開する。
廃番やDVD未発売などの理由により「TSUTAYA」店頭に並ばなかった「名作」作品を、TSUTAYAとDVDメーカーが共同で復刻リリースする「TSUTAYA発掘良品」シリーズ。映画関係者やCCC社員など「100人の映画通」が面白いと評価したものやユーザーからのリクエストを踏まえ、2010年7月から今年3月までに224作品を復刻・再発売してきた。
ミニシアター「テアトル梅田」では、4月19日の開館23周年を記念して同映画祭を初開催。同シリーズの中からレンタルで人気のあった作品と、復刻の決まった作品計6作品を上映。上映作品は、「バグダッド・カフェ」「理由」「ル・アーヴルの靴みがき」「ジョニーは戦場へ行った」「暗殺の森」「アンダーグラウンド」で、日替わりで上映する。
20日10時~の「ル・アーヴルの靴みがき」上映後には、浜村淳さんが隠れた名画を紹介するトークショーも開催。TSUTAYAカンパニー広報の高橋祐太さんは「今後も同様の映画祭の開催や映画ファンの方が待ち望んでいるような取り組みを行っていきたい」と話す。
料金は、前売り3回券=2,400円、当日券(一般)=1,000円、TCG会員900円。開催期間は今月19日~26日。上映時間は10時~と19時30分~。