大阪市立科学館で「金星の太陽面通過」観測会-次回観測は105年後

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 大阪市立科学館(大阪市北区中之島4、TEL 06-6444-5184)で6月6日、特別天体観測会「金星の太陽面通過」が開かれる。

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 先月、大阪では282年ぶりに観測され、全国的に盛り上がりを見せた金環日食に続き、今月6日に観測できる金星の太陽面通過も珍しい天体ショーとあり注目を集めている。

 金星が黒い点となって太陽の前を横切る「金星の太陽面通過」は、地球と金星、太陽が一直線上に並んだときに起こる現象で、243年に4回。前回は2004年だったが、大阪では天候が悪く観測できなかった。次回は105年後、2117年12月11日まで見ることができないため、今世紀最後の観測のチャンスとなる。

 当日は7時10分に太陽面を横切り始め、13時47分までの約6時間半かけて太陽の上を移動。日本全域で観測できる。

 大阪市立科学館では、正面玄関前で12時~13時50分に観測会を開催。「小さいが日食眼鏡を使えば見ることができる」(同館学芸員)といい、同館では望遠鏡を使っても観察する。参加無料、予約不要。雨天中止。

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