震災後も日本に残った外国人がトークセッション-日本語教室が主催

毎週月曜に開催する「日本語教室とランゲージエクスチェンジの会」

毎週月曜に開催する「日本語教室とランゲージエクスチェンジの会」

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 大阪市立総合生涯学習センター(大阪市北区梅田1、大阪駅前第2ビル5階)で3月5日、在日外国人によるトークセッション「震災後のニッポン 『在日外国人からの視点』」が開催される。主催は日本語教室とランゲージエクスチェンジの会。

 出稼ぎに来ていた日系ブラジル人に「日本語が話せなくていじめられるが日本で稼がなければいけない」と相談を受けた同会代表の槙野理美さん。当時は知人が日本語教室を始め、槙野さんはボランティアで参加していたが、後に主催者と意見が合わなくなりもどかしい日々が続いた。その後、槙野さんは留学。帰国したら教室は閉鎖されていた。

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 最後まで残っていた生徒に再開してほしいと頼まれた槙野さんは、名称や料金、システムを見直してほかの語学教室で間借りをしながら同会をスタート。受講費を下げ、「日本語を勉強する外国人の学習の手伝いを通しての国際交流」という形でボランティアスタッフを募り、それぞれのレベルに合わせた日本語学習と語学交換学習を週1回のペースで続けてきた。今年で15年目を迎える。

 東日本大震災発生後、多くの外国人が帰国する中「帰らずに残っている人は、なぜ残っているのか」と疑問に思った槙野さん。「普段はカジュアルな教室にしているので、もう少し深い部分では何を考えているのかを知りたい」とトークセッションを企画した。「関西だから気にならないという人もいれば線量計で測定する人もいるし、震災発生後日本に来た人もいる」といい、「国からの要請があったのか、あった人はどのタイミングであったのか。それぞれ震災後の日本をどのように思っているのかを聞ければ」と話す。

 スピーカーはオーストラリア、フランス、ドイツ、カナダ、アメリカと国籍も違い、滞在年数も異なる外国人。「国際交流や日本に住む外国人に興味がある人は参加していただければ」と呼び掛ける。

 開催時間は18時30分~20時30分。参加費500円。申し込みは電話(TEL 06-6345-5303)、ファクス(06-6345-5306)、来館で受け付ける。締め切りは2月27日。

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