関西地域に向けて韓国文化を紹介する「大阪韓国文化院」(大阪市北区中崎2、TEL 06-6292-8760)で12月19日、イベント「HANSTYLE in OSAKA」が始まった。
10月に心斎橋から中崎町の新庁舎へ移転したことを記念する行事の一環で、「ハングル(文字)」「韓食(ハンシク)」「韓服(ハンボク)」「韓屋(ハンオク)」「韓紙(ハンジ)」「韓国音楽(ハングッウマク)」の、韓国文化を代表する6つのシンボルを紹介し、体感してもらうことを目的にしたもの。
19日には「ハン・スタイルの夕べ」と題したディナーショーを開催。宮廷料理の一部を再現したコリアンディナー体験の後、韓服ファッションショーや伝統舞踊、国楽が披露された。ショーは、韓服の変遷を紹介する形式で、高句麗時代や朝鮮王朝時代の王族の衣装、現代のドレス風にアレンジされたものなど、さまざまな様式の韓服をまとったモデルが登場し、来場客らは「フワフワしていてかわいい」「頭(の飾り)が重そう」などと話していた。
同施設4階では、韓服・韓紙の展示や、韓服の試着と写真撮影ができるイベント「ハン・スタイル展」も開催。開催時間は10時~17時。入場無料。今月22日まで。