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JR大阪駅うめきたエリアに特急「はるか」「くろしお」乗り入れ 「東線」も

「大阪駅」(うめきたエリア)運行体系イメージ図

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 JR西日本(大阪市北区)が12月9日、2023年春開業予定の「大阪駅(うめきたエリア)」(大阪市北区梅田3)開業時の運行体系を発表した。

「おおさか東線」乗り入れ区間および輸送体系

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 大阪駅西側の「うめきた地区」に開業を予定する「大阪駅(うめきたエリア)」。貨物列車や関西国際空港方面へ向かう特急「はるか」、和歌山方面に向かう特急「くろしお」を運行してきた新大阪駅から大阪環状線までの東海道線支線の移設・地下化に伴い、大阪駅の一部として地下ホームを新たに設置する。

 「はるか」「くろしお」は、新たに大阪駅へ乗り入れる。関西国際空港や京都、和歌山方面から大阪駅へのアクセスの利便性向上や、特急を使った通勤などの需要拡大を図る。

 「大阪駅(うめきたエリア)」の1日当たりの停車本数は、「はるか」が上下各30本、「くろしお」が上下各18本。所要時間は、「関空・紀州路快速」と比べて大阪駅・関西空港駅間では20分、大阪駅・和歌山駅間では33分の短縮になる。

 現在、新大阪駅・久宝寺駅間で運行している「おおさか東線」も乗り入れる。乗り入れ本数は、普通=上下各67本、久宝寺駅・奈良駅間で「大和路線」に乗り入れる直通快速=上下各4本。直通快速は新たにJR淡路駅に停車する。

 近畿統括本部長の三津野隆宏さんは「うめきたエリアだけでなく、関西エリア全体のネットワーク機能を強化する。関西の活気を取り戻すきっかけになれば」と話す。

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