梅田経済新聞

モビール作家いろけんさん、中津のカフェで個展「ユラリズム」

モビール作家のいろけんさん。個展「ユラリズムvol.5」を中津のカフェ☆印で開催

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 中津のカフェ「☆印(ほしじるし)」(大阪市北区中津1、TEL 06-6376-5756)で11月9日、「モビール作家いろけんのオリジナルモビール展『ユラリズム』vol.5」が始まった。

初日に開催されたワークショップの様子

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 モビールは、わずかな空気の流れにも反応して不規則に動くオブジェ。前職はイラストレーターのいろけんさんは「平面のイラストを動かしたい欲求がありパラパラ漫画を作ったりしていたが、大きなモビールに出会ってその動きにピンときた」ため約1年半前にモビール作家に転身。作り方や材料が分からない中、調べたり工夫を重ねたりしながらオリジナルのモビールを製作している。「思うとおりに動いてくれない。飾った後もユラユラと見え方が変わって完成しないところがモビールの魅力」といろけんさん。「モビールの動きはもちろん、壁に映った影も一緒に楽しんでほしい」とも。

 作品は「少し毒があってクスッと笑えるようなテーマのものが特徴」(同)で、軸には弾力のあるステンレスバネ線を使用し、パーツには主にケンラン紙を使用するが、「プリントしたプラスチック板や布や木などを使うこともある」という。

 個展初日にはモビールのワークショップも開き、参加者は「バランスの取り方」「立体のパーツの作り方」などのアドバイスを受けながら初めてのモビール作りを楽しんだ。

期間中、同カフェ店内に作品16点を展示し、「りんごとあおムシ」(2,500円)、「お父さん」(1,500円)など、一部の作品については販売も行う。

 現在、いろけんさんの作品はインターネット販売を行なっているほか、東京・大阪・京都などのカフェや雑貨店で展示販売している。「いずれは47都道府県すべてにどこか1カ所ずつでも展示販売できるようになれば」(いろけんさん)。「夢は、他の分野のアーティストとのコラボレーションで、人が乗れるぐらい大きなモビールを作って多くの人に体感してもらうこと」とも。

 同店の営業時間は12時~15時、18時~翌1時。定休日はイベント以外の日曜。個展は今月16日まで。入場無料。

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