大阪天満宮(大阪市北区天神橋2)で2月3日、節分の恒例行事「海苔(ノリ)チャリティーセール in 大阪天満宮」が開催される。主催は大阪海苔協同組合(菅原町)。
毎年節分行事として行う「海苔チャリティーセール」。大阪海苔協同組合のほか、全国の各漁連が協力し、今年収穫された新ノリを市場の半値程度(焼きノリ1帖=200円、すしノリ1帖=150円)で販売(売り切れ次第終了)。売上金で車椅子を購入し、大阪市社会福祉協議会に寄付する。
当日は関連イベントとして、「巻き寿司千人いっせい丸かぶり」を開催。無料で先着1,000人に巻きずしが配布され、1,000人がそろって恵方を向き、巻きずしの丸かぶりを行う。節分に巻きずし食べる風習は諸説あるが、江戸時代後期より船場の商家で行われていた「その年の恵方を向いて願い事を念じながら巻きずしを無言で食べると福が来る」という習わしが有力とされており、巻きずしは「福を巻き込む」に、巻きずしを切らずに食べるのは「縁を切らないように」にそれぞれかけられているという。また、「口を開けると福が逃げていく」ことから無言で食べるのが良いとされている。
大阪海苔協同組合イベント実行委員長の久後勝彦さんは「ご祈とう巻きずしと栄養満点で体に良いノリで、今年1年を元気にお過ごしいたただければ。2月3日はぜひ大阪天満宮へお越しください」と呼びかける。
「海苔チャリティーセール」は10時30分~13時(売り切れ次第終了)。「巻きずし千人いっせい丸かぶり」は10時30分より配布する参加整理券が必要で、巻きずしとの交換は11時40分~。