「中之島発、光と水のハーモニー」をテーマにする光の祭典「OSAKA光のルネサンス2009」が12月1日から始まり、大阪市庁舎前で点灯式が行われた。
「温かな光で大阪を元気づけ、国際都市・大阪の新しいムーブメントの契機になれば」という願いの下開催される同祭典は今年で7回目。昨年は中之島西部の大阪市立科学館周辺にも会場を拡大し、期間中約138万人が来場した。
昨年まで大阪市庁舎前にはノルウェーから贈られたワールドリンキングツリーを設置していたが、今年は市庁舎壁面の3階~7階部分の20メートル四方を利用し、新たなロープツリー「スターライト・シティ・スクエア」を設置。2万球のLEDを使い、「中央に白いツリー、両サイドにオペラハウスのカーテンが開く感じをイメージした」(大阪市ゆとりとみどり振興局)というゴールドのイルミネーションを施した。入口には、やしきたかじんさん率いる「OSAKAあかるクラブ」がTシャツを販売した費用で寄付した2基のツリーも設置する。
初日にはセレモニーが行われ、平松邦夫大阪市長が登場。「今日から光のルネサンスが始まります。中之島のライトアップを楽しんでほしい」とあいさつし、集まった市民とともに「3、2、1」とカウントダウンするとツリーが点灯。会場周辺からは「わ~」「きれい」など感嘆の声が上がった。
市庁舎1階には、「水都大阪2009」開催時に好評だった「中之島おもてなしカフェ・OASIS」が再オープン。昼は水都大阪で好評だったソースカツサンド、チップス、コーンスープ、エコバッグが付く「OSAKA ワンダフルソースカツサンドSET」(1,000円)、関西初登場で人気のお取り寄せスイーツ「治一郎のバウムクーヘン」などを提供し、夜はシャンパン2杯とオードブル5種がセットになった「HIKARI ルネサンス シャンパンパレット」(2,200円)、ホットワイン(チーズクラッカー付き、500円)などアルコール類も提供する。
今月11日までは「スターライト・シティ・スクエア」、市庁舎南側の「中之島イルミネーションストリート」の点灯のみ。翌12日からは、中之島一帯でライトアップやさまざまなイベントが開催される。
「スターライト・シティ・スクエア」の点灯は17時~22時。「中之島おもてなしカフェ・OASIS」の営業時間は、平日=8時30分~22時、土曜・日曜・祝日=16時~22時。今月25日まで。