阪急百貨店イングス館（大阪市北区茶屋町、TEL 06-6361-1381）は8月12日、阪急うめだ本店I期棟オープンに先駆け1階～3階部分をリニューアルオープンする。

人気ファッションブランドのゴルフウエアを集めたセレクトショップ「クラップコート」

　9月3日の阪急うめだ本店I期棟オープンに伴い、イングス館は「子育て」と「スポーツライフ」に特化した館にリニューアル。地下2階はマタニティー、ベビー用品売り場、地下1階は子ども服や雑貨、玩具などの売り場に変わる。これに先駆け、地上階の3フロアを「健康・スポーツ」のキーワードで編集しリニューアルオープンする。「カテゴリーごとに他フロアにわたっていたブランドを1フロアに集約して買い回りを向上。『トレンドスポーツ』への取り組み、発信を強化している」（広報担当者）。

　1階は「シーズンスポーツ」のフロア。水着、スキー・スノーボードなどのシーズンスポーツをメーンに、おしゃれにスポーツを楽しむ層に向けてトレンドを発信するフロアを目指し、タウンカジュアルとしても人気のある6つのブランドショップと「カジュアルシューズセレクト」コーナーで構成する。

　注目のショップは、アディダスのプレミアムラインを集積した新コンセプトショップ。ステラ・マッカートニーがプロデュースするウィメンズライン「アディダス バイ ステラ・マッカートニー」とメンズのハイエンドライン「アディダスプレミアムスタイル」を中心に展開する。「ザ・ノースフェイス」も20～30代女性をターゲットにした、女性のトレッキングやトレイルランニングなどのアウトドアスポーツスタイルと、タウンでのアウトドアファッション提案を融合したショップになる。カジュアルシューズのコーナーでは、「オニツカタイガー」「アグ」「キーン」など約20ブランドのシューズを展開する。

　2階は「ウエルネススポーツ」のフロアで、ランニング、ウオーキング、トレッキング、サイクリング、トレーニング、エクササイズの6つのゾーンで構成。ランニングコーナーは従来の約1.5倍に拡張し、100種類以上のランニングシューズ、約20ブランドのウエアをそろえ、GPS機能付き時計や機能インナーなど周辺アイテムも幅広く扱い日本最大級の品ぞろえに。サイクリングコーナーには自転車整備士が常駐し、走り方と身体に合った自転車選びをサポートする。

　3階は「クラブスポーツ」のフロア。ゴルフを中心にテニス、フィットネス、スイミングの4つのゾーンで構成する。20～30代の男女をターゲットに人気ファッションブランドのゴルフウエア、小物をセレクトした「クラップコート」を新設。「アンタイトル スポーツ」「クードシャンス ゴルフ」「タケオキクチ スポーツ」などを扱う。自主編集コーナー「ユーロセレクションズプラス」では、新ブランド「アルチビオ」を加え、「程よいトレンド感と高いクオリティーを合わせたゴルフウエアを世界中からセレクトし提案する」という。アクアフィットネスコーナーでは、キッズ、マタニティーのスイムウエアから「スピード」社のレーザーレーサーまでそろえ、多様なニーズに対応する。