阪急阪神カード（大阪市北区芝田）が2007年秋から発行しているグループ共通カード「STACIAカード」に新たに「阪神タイガースSTACIA PiTaPa JCBカード」が加わり、3月1日より一般募集を開始。初回限定1万枚の券面デザインに阪神タイガースの金本知憲選手を起用した。

金本選手を起用した券面デザイン

　同カードは、PiTaPa機能とクレジット機能（JCB）を持つ、プロ野球チームの商標を使用した初のPiTaPa機能搭載カード。阪神タイガースオリジナルスポーツタオルの進呈や、クレジット利用額に応じた甲子園球場公式戦ペアチケット進呈（抽選）、甲子園球場内タイガースショップや入場券売り場、阪神甲子園駅前のタイガースショップアルプスでのクレジット利用で、基本ポイントの10倍のSTACIAポイントを進呈するなどの特典が付く。

　加えて、STACIA PiTaPaカード同様、阪急電鉄や阪神電車でのPiTaPa利用や阪急阪神HDグループ約1,600カ所の施設や店舗でのクレジット利用で最大5％相当のポイントを進呈、今年秋以降には阪急百貨店、阪神百貨店全店で3％のポイントを進呈する。年会費は1,575円。入会申込書は、阪神電車各駅と阪急電鉄梅田駅3階「STACIAプラザ」に設置する。

　券面デザインに起用された金本選手は「後払いで関西の電車・バスに乗れるPiTaPa機能付きクレジットカード。このカードで阪神電車に乗って甲子園球場に来てください」とPRしながらも、完成品を見て、「自分の写真がクレジットカードになるって結構照れくさいですね」とコメントする。

　今月21日～27日には阪急梅田駅BIGMAN前で、阪神タイガースグッズが当たる入会キャンペーンを行い、21日、22日、27日には阪神タイガースのマスコット「トラッキー＆ラッキー」が登場する。同カードの限定1万枚の申し込み終了後は、トラッキー＆ラッキーを使用したデザインになる。