「DEAN & DELUCA大阪」（大阪市北区大深町）のレストラン「マーケットテーブル」が10月1日、リニューアルオープンした。運営はウェルカム（東京都港区）。

リニューアルした店内

　米ニューヨーク発祥の「DEAN & DELUCA」は、主に海外の食料品などを集めた食のセレクトショップ。2003（平成15）年に国内1号店を東京・丸の内にオープンし、現在、マーケットストア19店、カフェ27店、ワインストア1店を展開する。

　同店は、2013（平成25）年のグランフロント大阪開業とともに、同ブランド日本初のレストランを併設するマーケットストアとして「ショップ＆レストラン うめきた広場B1」にオープン。7月上旬より改装に入り、内装やメニューを一新した。ディナー需要を取り込もうと、アペタイザー（前菜）やワインのラインアップを強化した。物販エリアの一部をレストランに改装し、席数を75席から店内とテラスを合わせ96席に増やした。

　リニューアルの目玉は、京都産とイタリア産をブレンドした小麦を使い、店内で手打ちする生パスタ。ショートパスタ「オレキエッテ」、リコッタを詰めた「ラビオリ」、平打ちパスタ「タリアテッレ」の3種類を使ったメニューを用意する。シェフが作り手の元まで足を運び選んだ「丹波奥郷のやまぶき卵」や兵庫県三田産の野菜など関西近郊の食材を料理に取り入れる。

　ランチセット（1,980円～）は3種類で、店内で焼き上げるパンの食べ放題が付く。デザートは、スキレットで焼いた「ダッチベイビーパンケーキ」（1,980円～）や「フロマージュブランチーズケーキ」（770円）など。ディナーは、16種類のアペタイザー、奥丹波鶏や京都亀岡牛などを使ったメイン料理などをそろえる。

　柴田哲史店長は「ワインとアペタイザーを楽しみながら、夜の時間を過ごしてほしい」と話す。

　営業時間は、ランチ＝10時～15時、カフェ＝15時～17時、ディナー＝17時～22時。