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阪神梅田本店で石川・輪島の魅力発信イベント グルメ、漆器など10店出店

会場の様子

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 石川県輪島市の魅力を発信するイベント「にっぽん食むすび“輪島の食祭”輪島がいまできること」が9月10日、阪神梅田本店(大阪市北区梅田1)1階食祭テラスで始まった。

「レスキュー&リボーンプロジェクト」で製作した器

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 日本の食文化の魅力を伝えようという同店のイベント「にっぽん食むすび」の一環として開催。輪島をテーマにするのは昨年9月以来2回目。今年は10店が出店し、グルメや漆器などを販売する。

 目玉は輪島と京都の店が隣り合って出店するイートインブース。輪島の創作料理店「mebuki-芽吹-」は能登の食材のほか、大阪・岸和田で水揚げされた生しらすを使った「能登芽吹海鮮丼」(3,980円)など3メニューを提供する。京都の日本料理店「そ/s/KAWAHIGASHI」は輪島塗の和食膳で提供する「輪島ふぐステーキ御膳」(各日限定50食、4,400円)を用意。食材は輪島の農園や鮮魚店から仕入れる。2店のコラボレーションメニュー「京都と輪島の想(おも)いを交ぜるそば」(2,200円)も提供する。

 漆器や木製品を製造する「輪島キリモト」も出店。震災後に廃棄される予定だった輪島塗を現代の暮らしに合わせた質感に生まれ変わらせる「レスキュー&リボーンプロジェクト」で製作した一文字わんや平皿などを販売する。3月に酒造りを再開した「白藤酒造店」は「奥能登の白菊 特別純米」(720ミリリットル、1,980円)を用意。夫婦で営むパン店「ラポール デュ パン」はクロワッサン(451円)や有機あんぱん(301円)を販売する。輪島のカフェ「zawa coffee」と自家焙煎(ばいせん)コーヒー店「Hosibosi coffee」はコラボレーションし、ハンドドリップコーヒー(681円)と能登塩チョコクッキー(451円)を用意する。

 阪神梅田本店イベント企画担当者・佐藤陽介さんは「昨年は地震と豪雨災害から間もない時期に開催したため、その時できることをした。今年は、昨年よりできることが増えたので新しい輪島を感じてもらいたい。現地の人との交流や物を通して魅力を伝えられたら」と話す。

 開催時間は10時~20時。9月15日まで。

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