
デジタル技術を活用したカルチャーイベント「RIZE3x EXPO」が8月30日、梅田を中心に始まる。
主催はアプリケーション開発やイベント運営を手がける「8ships」(米・カリフォルニア)。デジタル技術を活用した体験型のイベントで、ニューヨークやパリ、マイアミなどで開催してきた。今回は、大阪・梅田にある取り壊し予定のビル(大阪市北区兎我野町)をイベント拠点「RIZE TOWER」とし、府内500カ所に体験スポットを設ける。
利用者には「RIZE TOWER」に来場してもらい、デジタル上で「バッジ」を付与する。バッジは、専用アプリで作ったアカウントと紐づけ、同ビル内にあるアートを鑑賞したり、ゲームを体験したりすると表示されるQRコードを読み取ってもらって付与する。府内の自動販売機や飲食店にも同様のQRコードを用意する。獲得したバッジの数に応じて、「RIZE TOWER」でイベントオリジナルカクテルやモクテルを提供したり、グッズと交換したり、専用フロアへの入場ができるようにしたりする。
8shipsのテリー・トモナガ社長は「日本の魅力を世界に発信できれば」と話す。
「RIZE TOWER」の開館時間は12時~22時。月曜・火曜・水曜休館。9月21日まで