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大阪市立科学館が8月にリニューアル 35年ぶりに展示場全体を改装

地下1階「アトリウム」のリニューアル後のイメージ(提供=大阪市立科学館)

地下1階「アトリウム」のリニューアル後のイメージ(提供=大阪市立科学館)

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 大阪市立科学館(大阪市北区中之島4)が8月1日、展示場全体を改装しリニューアルオープンする。

展示場4階「大阪と科学」のリニューアル後のイメージ(提供=大阪市立科学館)

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 日本初の科学館で、初めてプラネタリウムを導入した四ツ橋の大阪市立電気科学館を継承し、1989(平成1)年10月にオープンした同館。プラネタリウムをはじめ、実験装置や資料を並べた展示場、サイエンスショーコーナーなどを設け、2022年には来館者2000万人を達成した。昨年11月から休館している同館が今回、開館以来35年ぶりに展示場全体をリニューアルする。

 展示場は、4階建て・広さ約3000平方メートル。展示場1階には、同館スタッフと話をしながら科学体験ができるワークショップのスペースを新設。4階では、同館の前身である大阪市立電気科学館の展示を再現するほか、大阪と科学の関わりについて紹介する。このほか、「本物、実物、生の現象」にこだわり、資料を並べるだけではなく実験型の展示を充実させるという。

 同館総務企画課長代理の石坂千春さんは「これまで展示場を部分的にリニューアルしたことはあったが、全体をリニューアルするのは初めて。お客さまに楽しんでもらうためオープンに向けて体験や生の現象を充実させ準備している。オープンを楽しみにしてもらえれば」と話す。

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