「まいどおおきに食堂」「かっぽうぎ」など29の飲食ブランドを展開するフジオフードシステム(大阪市北区天神橋2)は12月1日、阪急三番街(北区芝田)北館地下2階にタルト専門店「デリス・デュ・パレ 阪急三番街店」(TEL 06-6376-1165)をオープンした。同店は同業態店の5店舗目。
30歳前後のOLをターゲットにした同店は、黄色を基調とした落ち着いた雰囲気でまとめた。全席禁煙で84席を設ける。ショーケースには、定番タルト7~8種と季節商品を合わせ14種以上のタルトを常時用意する。
タルトは全て心斎橋の本店で作り、毎日各店に運ばれる。防腐剤や添加物は一切使用せず、種類が多くボリュームがあることと、「フルーツが新鮮なこと」(岩崎一剛店長)が特徴。変色するのが早いフルーツなど、他店では敬遠されるものも鮮度に自信があるから使用するという。
定番商品で「人気が高い」(同店)のは、天然バニラのカスタードと厳選したフルーツを使った「季節のフルーツタルト」(1カット=750円)、「苺のタルト」(同750円)、クリームチーズとミックスベリーでさっぱりとした味わいの「赤い果実」(同650円)。現在の季節商品では、モカチョコマロン(同970円)、ユズカスタードを使った「柿のタルト」(同800円)など。店内では、400円追加でコーヒーや紅茶とセットにできる。タルトはホールでの販売も行う(6,100円~)。なくなり次第終了となるため、「前日までに予約を入れていただくと確実」(岩崎店長)。
同店では、平均で平日300カット、土曜・日曜はその倍程度を販売し、利用客の7割は店内飲食だという。店内利用の客単価は1,100円。
今月19日~25日には、クリスマス用「2008苺のクリスマスタルト」(限定50個、26センチ=7,700円、15センチ=3,100円)、カシス風味の和栗のモンブラン「2008クリスマスの夜」(限定50個、15センチ=3,500円)も店頭に並ぶ。現在、予約も受け付けている。
営業時間は10時~23時。