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中之島線開業で「発車メロディー」ライブ-なにわ橋駅アートスペースで
(2008年10月20日)
大阪市内中心部と京都方面を直通する京阪電気鉄道の新線「中之島線」(中之島~天満橋間)が10月19日に開業し、「なにわ橋駅」地下1階コンコース「アートエリアB1」でオープニングイベントが開催された。
会場となった「アートエリアB1」は、国内では初めて駅構内に劇場設備を備えた約440平方メートルのアートスペース。周辺には中央公会堂や東洋陶磁美術館など「文化度の高い施設が多い」ことから、「アート」「知」をテーマにさまざまなプログラムを実施し、「中之島エリアの文化・芸術の創造と交流の場」として活用していくという。来年3月までは、大阪大学、NPO法人ダンスボックス、京阪電気鉄道で構成するプロジェクトチームによる「中之島コミュニケーションカフェ2008」をメーンプログラムとして実施。ダンスパフォーマンスや哲学カフェ、アートイベントなどを行う予定。
オープニングイベントでは、第1部として同プロジェクトメンバーによるトークセッションが行われ、同スペース誕生までの経緯や過去のイベント、今後の展望などが話された。劇作家で大阪大学コミュニケーション・デザイン・センター(CSCD)の平田オリザ教授は「昔の商店街は社会のセーフティーネットになっていた。そういうスペースを公共施設に作ることが大切」「サテライトキャンパスは市民に開放するためにある。関連イベントをするようなスペースにしたい」など同スペースの役割などについて話し合われた。ダンスを通じて文化的な街づくりの推進を図ることなどを目的とするダンスボックスの大谷燠(いく)代表は「こういう場所に合ったダンスパフォーマンスを継続してやっていきたい」と意気込みを語った。
第2部では、フュージョンバンド「カシオペア」のキーボーディストで、鉄道ファンとしても知られる向谷実さんが登場。会場に集まった300人のカシオペアファンと鉄道ファンから大きな歓声がわいた。向谷さんは昨年6月から京阪線内の17駅で使用している、駅ごとに異なる発車メロディーを手掛けた。発車メロディーは特急・特急以外の列車のそれぞれ上りと下りで4パターンがあり、パターンごとにつなげると1つの曲になるように設計されている。ライブでは、鉄道ファンらしい会話で会場を盛り上げ、「発車メロディーは、これから電車で旅立つのだから続く音楽にしなければ」「京橋駅は、地上に出る駅なので華々しくした」など制作時の思いを話し、発車メロディーをアレンジした曲などを初公開した。
京阪電鉄では、駅で実際に流れる全種類の発車メロディー、列車通過時のチャイムや車内自動案内放送前に流れるジングル、「上り特急」「下り特急」「上り一般」「下り一般」をつなげたメロディーをモチーフにアレンジした楽曲など全69曲を収録するCD「京阪電車 発車メロディCOLLECTION(仮称)」(2,000円)を11月1日から同社線主要駅で販売する。当日は会場の盛り上がりから、急きょCDの先行販売が行なわれた。
12月まで併設する「中之島コミュニケーションカフェ」の情報展示(関連画像)京阪電車「中之島線」10月19日開業-中之島~出町柳間を65分で結ぶ(梅田経済新聞)京阪電車、半世紀ぶりに車両塗装デザインを一新へ-100周年に向け(京橋経済新聞)京阪電車なにわ橋駅 アートエリアB1京阪電車 中之島線
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