スイーツのクレーンゲーム機を17台に増設-天神橋「One on One」

「景品」のスイーツを持ち帰るための保冷剤はカウンターで無料で提供

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 今年5月にオープンしたスイーツのクレーンゲーム機「SWEETS on SWEETS」を備える複合型アミューズメント施設「One on One扇町店」(大阪市北区天神橋4、TEL 06-6352-8535)は9月12日、スイーツコーナーを拡大しリニューアルオープンした。

売場面積を拡大したスイーツコーナー

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 クレーンゲーム機1台を1つのパティスリー(店舗)に見立てた同機の数を11台(22コーナー)から17台(34コーナー)に増やした。店舗は「ボックサン」(兵庫県神戸市)、「ラ・キャリエール プイプイ」(大阪府交野市)、「苺Ichie」(京都府京都市)などが新たに加わり、これまでの7店舗から17店舗に増え、限定品も含め約100種類のスイーツを「景品」として用意する。1回100円~200円。

 同店を運営するジャストワン(兵庫県尼崎市)の担当者は「特に週末や休日は売り場がごった返すほどの混雑ぶり」といい、今回のリニューアルで「待ち時間を減らすと同時に、デパ地下にも負けないぐらいの出店数を目指した」と話す。

 「気軽に入れるスタイリッシュな店」をコンセプトに白を基調にした内装で、女性客やファミリー層の獲得を目指してきた。「スイーツコーナーが人気で、約6割が女性客。他の店舗は約1割に比べると類を見ない比率で、新しい客層を開拓できている」(同)という。

 売り上げ個数は平日が約1,000個、土曜・日曜・祝日が約4,000個~約5,000個で「予想以上の集客にオープン当初はスイーツの生産が追いつかない状況もあった。どのパティスリーからも『売り上げが落ちる夏場にこんなに売れるのは驚き』という意見が寄せられた」という。

 担当者は「クリスマスを控える秋冬に活気付くスイーツ業界とは反対に、アミューズメント業界の売り上げは夏場がピークで冬場は落ちる。互いの弱点をうまくカバーしていければ」と話し、「お客様のリクエストやスイーツの評判などを反映しながら、今後さらにスイーツの品ぞろえを充実させていく予定」としている。

 営業時間は10時~24時。

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