曽根崎にナポリピッツァ「サルヴァトーレ クオモ」-大阪初出店

イタリアで開催されるピッツァ職人の大会で2003年に外国人として初優勝したピッツァ・イオーロ(職人)の大西誠さんは、月に2回程度来阪

イタリアで開催されるピッツァ職人の大会で2003年に外国人として初優勝したピッツァ・イオーロ(職人)の大西誠さんは、月に2回程度来阪

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 梅田新道交差点北東角に8月25日、「ナポリピッツァ」がメーンのレストラン「ピッツァ サルヴァトーレ クオモ 梅田」(大阪市北区曽根崎、梅新第一生命ビルディング1階、TEL 06-6312-2165)がグランドオープンした。運営はイタリアンレストランなどを手がけるサルヴァトーレ クオモ ジャパン(東京都港区)で、今年6月に関西初進出となった京都店に続き、大阪へ初出店した。

梅田新道交差点に建つ、梅新第一生命ビルの外観

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 「ファストフードの『ピザ』ではなく、スローフードとして生まれたイタリア・ナポリの『ピッツァ』で皆さまに喜んでもらいたい」(同社広報担当者)と、同店にはピッツァイオーロ(職人)4人が所属している。

 店舗面積は約60坪。カウンター席=12席、テーブル席=34席で、店内中央のキッチンスペースには「イタリアから専門の窯職人が来日して造った」という薪(まき)窯を設置。燃料には薪とおがくずを使い、「熟練されたピッツァイオーロが天候や空調、生地の発酵具合などから400~500度に温度調整をして焼き上げる」(同)という。

 同社トップのピッツァイオーロ・大西誠さんは、毎年イタリアで開かれるピッツァ世界大会(Pizzafest)で、2003年に外国人として初優勝した経歴の持ち主で、月に2回程度来阪し後進の指導にも当たる。

 メニューは、「世界一に輝いた本場のナポリピッツァ」として2006年のピッツァ世界大会のテクニカル部門最優秀賞を受賞した「D.O.C(ドック)」(Mサイズ、2,300円)など約14種類のピッツァを用意するほか、「前菜、パスタ、デザートまでナポリ色を全面に出したメニュー」(同)を提供する。客単価は3,000円~4,000円。

 イートイン、テークアウトのほか、店舗から約2キロメートル前後(バイクで約10分圏内)へのデリバリーにも対応する。デリバリーメニューは、ランチ=1,500円~、ランチ以外=2,200円~。

 店舗営業時間は、ランチ=11時~15時30分、ディナー=17時~23時。デリバリー対応時間は異なる。

 同日、同店2階には、「大人のためのバー」をコンセプトにした「The BAR」もオープンした。店舗面積は約52坪で、カウンター席=8席、テーブル席=38席を用意する。ランチタイムには1階レストランと同内容のメニューを提供するほか、ディナータイムには外国人シンガーによるジャズやR&Bの生演奏が行われる。担当者は「北新地にも近く、朝の4時まで営業しているので、カジュアルな大人の方たちに気軽に利用してもらいたい」と話す。

 「The BAR」の営業時間は、ランチ=11時~15時30分、カフェ=14時~17時、ディナー=17時30分~23時、バー=22時~翌4時。

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