西梅田に幅9メートルの「巨大ねぶた」-花博以来24年ぶり

2014ミスねぶたの合図により点灯した巨大ねぶた

2014ミスねぶたの合図により点灯した巨大ねぶた

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 商業施設「ヒルトンプラザWEST」「ハービスPLAZA ENT」(大阪市北区梅田2)前に10月20日、巨大ねぶたが登場した。

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 両施設の開業10周年を記念して展示する巨大ねぶたは、今年8月2日~7日に行われた「青森ねぶた祭」で実際に使用した物で、幅9メートル。同祭のねぶたが大阪に来るのは1990年に開催した「国際花と緑の博覧会」以来24年ぶりとなる。

 展示するねぶたは、最高齢の現役ねぶた師である第5代名人千葉作龍さん作の「那智の滝 文覚と不動明王」。今月14日からねぶた師5人によって同所で組み立てられた。

 20日に行われた完成披露式典に登壇した青森観光コンベンション協会会長の奈良秀則さんは「ねぶたのことわざで、『明かりが入ってなんぼ、動いてなんぼ』というものがある。このねぶたは動かないので、ぜひ青森に足を運んでいただき本場のねぶたを堪能していただきたい」とあいさつ。その後、2014ミスねぶたの高杉夏実さんの合図によりねぶたに明かりがともされると、会場には拍手が沸き起こった。

 両施設では10周年記念企画として、津軽三味線演奏会や小型ねぶたの展示なども予定している。

 点灯時間は16時30分~23時。11月3日まで。

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