ホテルグランヴィア大阪、大阪ターミナルビル、JR西日本は現在、6月22日に大阪ステーションシティ5階「時空（とき）の広場」で開催する音楽人前式による結婚式で挙式するカップル2組を募集している。

以前の結婚式の様子

　2012年6月の初開催から今回で4回目となる「大阪ステーションシティ・時空の広場ウェディング～駅ナカのバージンロード～」。同広場には金と銀の時計があり、「至福の時を刻む幸せの場所として心に残る場所になれば」との願いを込め開催するもので、これまでの開催時には広場にいる一般来場者も共に祝福し、あたたかい雰囲気に包まれていたという。

　式は参列者を証人として行う人前式で、今回は初めて日本センチュリー交響楽団のバイオリン、ビオラ、チェロ奏者による弦楽四重奏が式を彩り、入場から指輪交換、退場まで生演奏を奏でる。式にはJR大阪駅長も出席し、立会人として結婚誓約書へ署名。式後には銀時計を背景に記念撮影をし、披露宴は「ホテルグランヴィア大阪」宴会場で行う。費用は結婚式と披露宴を合わせて88万円。30人分の費用が含まれており、80人まで対応可能。

　これまでの応募動機は、「初デートの待ち合わせ場所が時空の広場だった」「けんかをして仲直りをした場所」「毎日通勤しているなじみのある駅で結婚式がしたい」「式に呼べない友人や会社関係の人にも見てもらいたかった」など。同ホテル営業企画部の高田佳江さんは「結婚式を挙げる幸せの場所として皆さまの心に残れば。当日は広場や駅を利用される方にも祝福していただき、結婚の承認をしてもらいたい」と話す。

　応募条件は6月22日に挙式が可能で、既婚・未婚は問わないが結婚式を挙げたことがないカップル。マスコミへの取材協力、取材記事掲載が可能であることも含む。大阪駅や時計にまつわるエピソードなどの応募動機を記入の上、郵送で申し込む。募集要項はホームページで確認できる。募集は今月23日まで。