梅田ロフト(大阪市北区茶屋町、TEL 06-6359-0111)5階ロフトフォーラムで3月7日、「究極のあまロスの森 ありがとう!おら、いつまでたっても『あまちゃん』が大好きだ!」展が始まった。
2013年にNHK朝の連続テレビ小説で放送されたドラマ「あまちゃん」をファンの視点で振り返る同展。同店の「あまロス中」の担当者が、3月11日を含む期間で「『あまちゃん』ファンによる『あまちゃん』ファンのための分かるやつだけ分かればいい『妄想展覧会』」を開きたいと企画した。ドラマの映像や出演者の画像などは一切使わず、ファンの妄想による作品を中心に構成する。
会場内では、約40人の漫画家、イラストレーターらが描いた「あま絵」約500点を展示。青木俊直さんの「本日のあまちゃん」全話展では、青木さんが描き始めた7週目放送分から最終話までを展示。これまで公開していなかった1週目~6週目分と、紅白歌合戦での「157話」分も会期中に描き上げ展示するという。青木さんの作品の近くには、最終話でアキとユイが駆けていった線路とトンネルもイラストで再現されている。
岩手ぴこさんの絵をもとにした「スナック梨明日」のコーナーにはカウンターを設置し、メッセージを残せるようノートを置く。シラトリユリさんや眼福ユウコさんら数人の作品で構成する「ミズタク部屋」妄想再現コーナーでは抱き枕やハグパネルも設置し、映像も流す。
三陸地方の魅力を紹介する展示物や4月に全線開通する三陸鉄道の開業から復興までをたどる特別展、ヘッドマークの特別展示など、久慈市や三陸鉄道が協力する展示も展開。
会場外にはロゴグッズや同展オリジナルグッズを販売する「あまロス商店街」が登場。「こはく玉作り体験セット」(1,680円)や、8点のロゴグッズを詰め合わせた福袋(2,100円)、三陸地方の特産品などを販売。あま絵を元にしたチャリティーポストカード(31種類、各210円)は、売り上げの一部を三陸鉄道に寄付するという。「モータリゼーション」「THIRD SECTOR RAILWAY」をデザインしたオリジナルTシャツ(各2,625円)も作った。
今月21日には、あま絵作家の青木俊直さん、シラトリユリさん、なかはら・ももたさん、眼福ユウコさんを招いたトークショーを開催(会場で関連商品1,000円以上の購入客先着100人に整理券を配布)。29日・30日には「まめぶ汁」を振る舞い、4月5日にはあま絵のラテアート実演を行う。
開催時間は10時30分~21時(最終日は18時まで)。入場料は300円(小学生以下無料)。4月6日まで(久慈市、三陸鉄道協力の展示は3月31日まで)。