大阪国際会議場(通称=グランキューブ大阪、大阪市北区中之島5)で3月21日、産学官連携シンポジウム「くらしのなかの宇宙ブランド in大阪」が開催される。主催は、宇宙航空研究開発機構(通称=JAXA、東京都調布市)。
シンポジウムは、これまで広く一般には知られていない、宇宙とビジネスとの連携により生み出されてきた商品やサービスを身近に感じてもらおうとするもの。企業向けには、自社の商品やサービスを「宇宙発のブランド」として提案するためのきっかけ作りも目指すという。
当日は、「くらしのなかにいきる宇宙」と題した「衣・食・住」に関する取り組み紹介や、プラネタリウム上映会のほか、宇宙で求められる機能を備えた製品として、宇宙飛行士がスペースシャトル内で着る「宇宙普段着」(近未来宇宙暮らしユニット)、足袋型の運動靴「宇宙靴」(アシックス)、宇宙での快適な眠りを追及した「宇宙布団」(西川リビング)などを展示するほか、宇宙食(日本食、カレーなど)を販売する。
開催時間は15時~20時。参加無料。事前にホームページからの申し込みが必要。申し込み期限は17日まで。
宇宙飛行士が着用する「宇宙普段着」の一例(関連画像)JAXA産学官連携シンポジウム「くらしのなかの宇宙ブランド」AEROSPACE Biz(JAXA産学官連携部)