新梅田シティ・ワンダースクエア(大阪市北区大淀中)で6月5日、ベルギービールの祭典「ベルギービールウィークエンド大阪2013」が始まった。
ベルギービールウィークエンドは、ベルギーの首都・ブリュッセルで毎年9月第1週末に行われるベルギービールの祭典。日本では2010年9月に東京で初開催。大阪では2011年に始まり、今年で3回目を迎える。昨年は雨天の日があったにもかかわらず、1万6000人が来場。今年は5日間で2万人の来場を見込む。
会場では、ピルスナー、ホワイトビール、フルーツビール、ゴールデンエールなど、10タイプに分類した63種類のベルギービールを販売。販売するテントやガイドブックには、分かりやすいようタイプ別に色分けし表示する。ピルスナー「エスタミネ」、アビィ・ビール「サンフーヤン ブロンド」など、大阪初登場のビールも提供する。
料理は、大阪市内でベルギービールを提供する「ベルジアン ビア・カフェ」や「ドルフィンズ」が出店し、厚切りベーコン、チキン・フィッシュ・オニオン、グリルソーセージ、ポテトノワゼットなどを販売。今年は、在日ベルギー・ルクセンブルク商工会議所によるベルギーショップも出店し、100%果実のパウチ入り飲料「フルーツポケット」やチェリー、リンゴなどのコンポート、ベルギー王室御用達のコーヒーなどを販売する。ステージでは、ベルギーのトップミュージシャンによる日替わりライブが行われる。
同イベント実行委員会では、オフィシャル無料アプリ「ベルギービールWALKER」を制作。各ビールの特徴や、甘味、酸味、苦味、コク、キレ、香り、それぞれの好みを7段階で入力するとおすすめのビールが表示されるコンテンツ、飲んだビールの履歴を確認できるコンテンツなどが利用できる。
初日に行われたオープニングセレモニーには、リュック・リーバウト駐日ベルギー王国大使や同イベント実行委員長で小西酒造の小西新太郎社長が登壇。リーバウト大使は「ビールの種類や味も増え、食べ物や音楽も工夫した。会場を回りながら皆さんとしゃべるのを楽しみにしている」、小西社長は「全国で話題になっている大阪で開催できるのがうれしい。関西圏でベルギービールに親しんでいただける人が1人でも増えれば」などとあいさつし、会場に集まった来場者らと乾杯した。
開催時間は11時~22時。雨天開催。飲食用コイン12枚、オリジナルグラスをセットにしたスターターキットは3,100円。会場では追加用のコイン5枚=1,000円も販売する。今月9日まで。